台湾BSMIは2022年11月1日、スピーカー等18品目に対する安全・EMC規格の更新に関する公示を行いました（原文はこちら）。

1) 適用規格

■EMC規格

【旧規格】CNS 13439,93年版(CISPR 13:2001に相当）

【新規格】CNS 15936,105年版(CIPR 32:2015に相当）

■安全規格

【旧規格】CNS 14408,93年版(IEC 60065-2001に相当）

【新規格】CNS 15598-1,109年版(IEC 62368-1:2018,第3版に相当）

2)タイムスケジュール

■新規格の適用開始：2022年11月1日（公示日）から

■旧規格の適用終了：2024年12月31日

■新規格の強制化：  2025年1月1日から

3)認証対象製品の扱い

①新規申請

■2024年12月31日までは新旧いずれの規格でも申請可。認証書の有効期限はいずれの規格でも発行日から3年であり、旧規格の認証書であっても有効期限までは使用できる。

■2025年1月1日以降の申請においては新規格のみ使用可。

②旧規格で認証取得済み製品の扱い

■既存の認証書の有効期限まで使用可能。有効期限まではモデルの追加や変更も可能。

■2024年12月31日までに更新する場合は、既存の認証書に対して3年間有効の認証書を発行。

■2025年1月1日以降は旧規格のまま更新はできないため、新規格で新規申請する。

4) 適合宣言の対象製品

■新たに適合宣言を行う場合、2025年1月1日以降は新規格のみ使用可。

■旧規格で適合宣言を行った場合、2024年12月31日までに新規格で再度適合宣言を実施すること。旧規格の適合宣言は2025年1月1日を以って無効となる。

■適合宣言においては、発行後1年以内の試験レポートを使用すること。

株式会社アルテリエでは、台湾認証（BSMI、NCC等）申請の代行業務を行っています。ご不明点等ございましたら、お電話またはメールフォームにてお気軽にお問合せ下さい。