中国市場監督管理総局(SAMR)は2023年3月14日付けの公告にて、リチウムイオン電池に対するCCC認証取得の強制化について発表しました（原文はこちら）。

（参考訳）

リチウムイオン電池等製品のCCC認証実施に関する市場監督管理総局公告

2023年第10号

「電子・電器業界の管理制度改革推進に関する国務院事務局の意見（国弁発2022年31号）」の関連要求に基づき、市場監督管理総局は電子・電気機器向けのリチウムイオン電池及び電池パック、ポータブル電源及び電気通信端末向けのＡＣアダプタ・充電器（以下、新規対象製品という）に対して強制性製品認証（CCC認証）の実施を決定し、関連の要求は以下の通りとする。

一、2023年8月1日より指定認証機関は新規対象製品のCCC認証申請の受理を開始し、「強制性製品認証実施規則　情報技術設備」及び別紙にて記載した適用規格に基づき認証業務を行うこと。2024年8月1日以降、CCC認証を取得しておらず認証マークを表示していない製品は出荷・販売・輸入またはその他の経営活動での使用を行ってはならない。新規対象製品の認証機関及び試験所のリストは別途公開する。

二、新たにCCC認証の対象となった製品の範囲は別紙の通り。このうち電子・電気機器向けのリチウムイオン電池及び電池パックについては、現段階では先行してポータブル式電子製品向けのリチウムイオン電池及び電池パックに対してCCC認証を実施する。その他の電子・電器製品向けのリチウムイオン電池及び電池パックは、条件が整った後ふさわしい時期にCCC認証を開始するものとする。

三、GB31241-2022「ポータブル式電子製品向けのリチウムイオン電池及び電池パック　安全技術規範」は2024年1月1日から強制化されるが、企業の認証取得コストを削減するため、指定認証機関は当該規格に基づき関連製品のCCC認証業務を実施する。

四、指定認証機関及び試験所は認証上のリスク管理及び認証品質の担保を前提とし、取得済みの合格評価結果を積極的に採用し、企業の負担を減らし、認証取得の便宜を図るものとする。

2023年3月14日

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