2017.6.27
台湾
台湾NCC(国家通訊伝播委員会)は2017年6月7日付けで、下記の通達を行いました。
1) 「電信管制射頻器材審驗辦法(無線機器に関する適合性審査方法)」改正
2017年6月7日施行(一部項目を除く) ※原文はこちら
2) 「簡易適合宣言の対象無線機器品目」
2017年7月1日施行 ※原文はこちら
<主な変更点>
(1) 従来より製品上にはNCCロゴマークと認可番号の表示が必要でしたが、2017年9月6日以降に発行された認証書分より、包装上にNCCロゴマークの表示が必要となります。
(2) ウェブサイトで無線機器を販売する際、サイト上にNCCロゴマークと認可番号の表示が必要とされます(2017年9月6日以降に発行された認証書分より)。
(3) 本体機器が認証取得済みの無線モジュールを搭載する際、本体機器の商標、モデル名、外観写真を認証機関に届け出る必要があります(2017年6月7日施行)
(4) 簡易適合宣言(sDoC)の制度が新設され、下記の品目は従来、台湾国内の指定試験所での型式試験を経て認証を取得する必要がありましたが、2017年7月1日以降は簡易適合宣言の対象となります。
簡易適合宣言対象品は、国外の試験所が発行した台湾規格と同等の内容の試験レポートでも認められます。
※sDoC対象製品:
Bluetoothを使用するマウス、キーボード、イヤホン、自撮り棒、タッチペン、スピーカー(DC電源のものに限る)
株式会社アルテリエでは台湾NCC認可の取得代行とコンサルテーションサービスを行っています。
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