2018.5.31
インド
Meity(インド電子情報技術局)は、BIS登録済み製品に対する抜き取り試験のガイドライン改正版を発表しました
(原文はこちら)。
Meityによる抜き取り試験は既に制度として実施されており、登録済みの製品に対して2年に1回の頻度で行うとされていますが、今回のガイドラインにおける主要な変更点についてお知らせします。
①サンプルの送付方法の変更
(変更前)当局より工場に対象モデルの通知があり、工場から当局指定先にサンプルを送付
(変更後)原則として市場からの製品抜き取り。市場に流通していない製品は、工場から当局に製品抜き取り可能な方法・場所を連絡し、10営業日内に製品を入手する。抜き取りできる製品がない場合、工場はその理由を申告した上で、30営業日以内にサンプルを提供する。
②支払い方法の変更
(変更前)抜き取り試験実施後に、当局から工場に対して請求
(変更後)抜き取り試験実施前に、試験費用や送料、保管料等をカバーする額をディポジットとして支払い、後日清算
③審査期間を明確化
試験所によりレポートが提出された後、MeitYの担当部署(STPI)が10営業日以内に試験レポートを審査し、コメントをMeityに回答するものとした。
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