INDIAインド

BIS登録

インド電子情報技術局(MeitY)の指令に基づき、2013年7月よりインドに輸出・販売する電子・電気機器に対してインド規格協会(BIS)への登録が義務付けられました。CBレポートのデータ受入れはできず、全項目の安全試験が必要とされます。工場が申請者となり、同一のブランド・同一カテゴリの製品に対して1つの登録番号が付与されるという特徴があります。
工場監査はありませんが、MeitYによるサーベイランス(市場抜き取り試験)が行われます。

規制内容
電気安全
規制当局
インド電子情報技術局
(MeitY:Ministry of Electronics & Information Technology)
インド規格協会
(BIS: Bureau of Indian Standards)
試験
当局の指定試験所にて実施
有効期間
2年(更新可)
※更新時は2~5年の間で期限が選択できます。
対象製品

全63製品カテゴリ

・情報処理機器
サーバー、プリンター、スキャナー、複写機、パワーバンク、ACアダプター、ノートパソコン、携帯電話、モニター、デジタルカメラ、スマートウオッチ等
・オーディオ及び映像機器
テレビ、ゲーム機、オーディオ、アンプ、ACアダプター、ビデオカメラ等
・ポータブル機器向けの二次電池
・家電機器
電子レンジ、ACアダプター、炊飯器等
・照明機器 他

※2023年3月現在

工場監査
なし
表示要求

製品及び梱包上にBISロゴマークを表示するとともに、BISウェブサイトURLをBISロゴマークの近くに表示。

←規格番号(製品により)

←BIS登録番号

←BISウェブサイトのURL

必要資料等
  • 試験用サンプル
  • 製品の回路図、ブロック図
  • PCBレイアウト図
  • 製品の取扱説明書
  • 重要部品の認定書、仕様書
  • 申請者(工場)の登記簿謄本及び英訳
  • 申請書(指定書式) 等
※情報処理機器の例です。製品により要求が異なる場合があります。

※当局の制度改定などにより変更される場合があります。

ISI認証

BIS 登録 (CRS) より先にできた制度で、対象品目は家電から玩具、化学品まで多岐にわたります。工場監査があり、通常、監査後にインド国内の指定試験所で試験を受ける流れとなります。

規制内容
安全
規制当局
インド規格協会 (BIS)
試験
当局の指定試験所により実施
有効期間
初回1年(更新時には有効期間5年まで選択可)
対象製品

ケーブル、家電、食品、鉄鋼鉄製品、化学品、玩具等等

工場監査
あり
表示要求

ETA

2019年より、ライセンス不要の周波数帯で動作する特定の無線機器に対しては、自己宣言によるETA (Equipment Type Approval) の取得が義務付けられています。

規制内容
電波 (無線)
規制当局
インド無線計画調整局 (WPC: Wireless Planning Coordination)
試験
FCCまたはEN規格の試験レポート受け入れ可
有効期間
定めなし
表示要求

なし

認証取得に関するお問い合わせはコチラ