2015.11.10
中国
中国国家規格 GB 31241-2014 「携帯式電子機器用リチウムイオン電池及びバッテリーの安全要求」が2014年12月5日に発布され、2015年8月1日より施行開始されています。
これに伴い、CNCA(中国国家認証認可監督管理委員会)における電子製品の専門家委員会であるTC03は2015年10月15日付けで技術会議の決議内容を発表し、情報処理機器及びAV機器、通信端末機器のCCC認証におけるリチウムイオン電池の取り扱いについて指示をしています(原文はこちら)。
これによれば、2016年1月31日以降、情報処理機器、AV機器、通信端末機器のCCC認証において、これらの機器がリチウムイオン電池及びバッテリーを使用している場合、上記の安全規格 GB 31241への適合が必須となります(2015年8月1日~2016年1月30日の6ヶ月間は移行期間とされています)。
強制開始日以降に発行される試験レポートに対しては、リチウムイオン電池及びバッテリーのモデル名、仕様、製造者、工場に加え、規格番号(GB 31241)の明記が要求されます。
リチウムイオン電池のGB規格適合を証明するためには、以下2つの方法があります。
① 電池単体でCQC(中国質量認証中心)の任意認証を取得する。
※現状、リチウムイオン電池はCCC強制認証の対象品とはされていない。
② 電池単体のCQC任意認証がない場合、サンプル(リチウムイオン電池27個、バッテリー33個)を中国の指定試験所に送り、GB規格に基づき試験を行う。
株式会社アルテリエでは、中国の各種認証の取得及び関連のコンサルテーションを行っています。(詳しくはこちら)
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